近未来、異国の属国となった
とある国で生きる少女・マサムネ。
古来より国を治めてきた王族である
「ミカド」の護衛を代々行う一族の
当主となった彼女は、
その使命を果たすため、
ミカドが参加する和平会談の場に
向かっていた。
だが、時を同じくして、異国の属国下より再び
〝サムライの国〟を取り戻すために武力統治を目指すタカ派の新政党・ミツルギ党によって内乱が発生してしまう。
ミツルギ党の党首イワクラの謀略によって、濡れ衣を着せられ窮地に陥るミカドだったが、間一髪、間に合ったマサムネと共にその場から逃走することに成功する。
ミカドを狙うイワクラの追手から逃れるため、マサムネはミカドと共に、自身の故郷である秋水の里へと向かうのだった。